あかまつ

松葉を利用

アカマツ(赤松)は本州から九州にかけて広く分布していています。北海道や沖縄ではみかけるものは栽培したものです。幹が上部では赤褐色で、老樹になるとなると下部は暗赤褐色になります。

薬用としては葉を使いますが、常緑樹なので必要な時に採集すれば良いでしょう。

中国の古典「本草綱目」には松葉の効用について 「風湿瘡、毛髪を生じ、五臓を安じ、中を守り、餓えず、天年を延べる」とあります。これはリウマチによく、薄くなった毛髪が生え内臓の調子を整え胃腸を守って食欲を増進し長寿を保つことができるという意味です。

有効成分である精油は10種類以上も含まれますが、代表的なものとしては、α・γ−ピネン、カンフェン、ヘランドレン、ボルネオールなどがあります。葉の表面にあるロウ質には、ユリペリ酸、サビナ酸などが含まれ、その他、ビタミンAとC、クエルセチンなどを含んでいます。

クエルセチンとビタミンCには血管壁を丈夫にするはたらきがあり、中風・高血圧症の予防と治療に良いとされています。

精油成分には皮膚を刺激するはたらきがあり、リウマチ・かっけ・凍傷の予防や治療にも応用することができます。

血管壁強化・中風・高血圧の予防には松葉酒を服用すると良いでしょう。1回20ml、1日3回を目安に服用すると良いでしょう。

【アカマツ酒の作り方】
 とりたての赤松葉350gをよく洗って水きりし、細かく刻んで、グラニュー糖100g、ホワイトリカー1.8リットルとともにびんに入れ、3ヶ月ほど寝かせた後に布巾で濾します。

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