あけび

つるを利用

アケビ(木通)は山道や林に自生し、他の木につるを左巻きに巻き付かせて伸びます。4〜5月にかけて若葉とともに淡紫色の花を付けます。秋になると10cmほどの果実が熟し縦に割れ、白い果肉が見えることから開け実といわれ、ここからアケビの名前が付いたという説もあります。

現在では薬用としてよりも工芸品の材料として茎が使用されはじめ、天然のものは大分少なくなってしまいました。

春から夏にかけて、若葉は和え物として、つる先は味噌漬けとして食べることが出来ます。

薬用としては、初夏の花が咲いているときに、つるの太い部分を採集し、これを3日ほど日陰干しにしたものを使用します。

薬理的には利尿抗菌作用などがあることが確認されており、膀胱炎の治療には内服薬として、おできの治療には外用剤として使用することができます。 内服する場合は1日10〜20gを200mlの水で煎じて半量にしたものを、2〜3回に分けて服用します。外用する場合には内服用よりもやや濃く煎じ、これで患部を洗うようにします。

この他、母乳の出が悪いときに豚足とともに煮て食べると、母乳の出が良くなるといわれています。 若葉やつる先は食用になりますが、少々毒性があるので食べ過ぎには注意してください

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