あずき

種子を利用

アズキ(小豆)はマメ科の一年草の植物です。古くから日本・朝鮮・中国で栽培されています。 日本では北海道で主に栽培されています。30〜60cmの丈の低い植物で、さやは細長い円筒形で、その中に4〜15粒程度の種子をつけます。種は普通赤褐色ですが、黒、白色、淡黄色のものもあります。

アズキには大豆と同じように、夏アズキ・秋アズキそれにその中間のものと3種類あります。夏アズキは春、晩霜のおそれが無くなってから、秋アズキは7月下旬になってから蒔きます。畝幅60cm、株間は30cmほどで、一カ所に2〜3粒ずつ点蒔きします。酸性土ではよく育たないので、種子を蒔く1週間ほど前に苦土石灰を散布します。

アズキは天候の善し悪しで収穫量が大きく変化するため、天候次第で相場が大きく変動し、「赤いダイヤ」の別名さえ生まれました。

漢方では赤小豆(せきしょうず)といい、赤褐色のものが好んで使われます。

アズキにはサポニン、色素、脂肪などが含まれています。

効能効果としては利尿消炎催乳などの働きがあります。

夕方になると尿の出が悪く、足がむくみやすいという方はアズキとハトムギそれぞれ20〜30g、400mlの水で半分になるまで煎じて、これを1日分として3回に分けて服用します。

腎炎の回復期で、むくみがやや残っているような場合には、アズキと鯉を一緒に煮て食べると治療を徹底することができるといわれています。

母乳の出が悪い時にはアズキのアンの大福を食べると、お乳の出をよくする事ができます。

昔から女の子が初潮を迎えると、赤飯を炊いてお祝いしますが、これは単なる儀式というよりも、これから女性になり、また母親になることに備えて、むくみや産後の肥立ちをよくするために知恵の伝授と考えると非常に納得がいきます。

この他、栄養不良性のむくみや脚気には、アズキとピーナッツ・ナツメを一緒に煮てお粥にして食べると、効果があります。

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