| ぼけ |
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| ボケ(木瓜)はバラ科の中国原産の植物です。日本
では、古くは果実のみを薬用として輸入しており、栽培を始めたのは江戸時代以降と考えられています。日本には草ボケがあり、薬用としては代用されることもありますが、本来は品種の異なるものです。 4〜5月、短枝に数個の花が集まって咲きますが、花径は5cmほどで、赤、橙、白あるいはサラサ状になった花など、花の色も変化に富んでいます。あまり大きくならないので、現在の日本家屋の庭にあっていると見えて、毎年新しい種類が発表されています。もともと花の数に比べ実を付けにくいという特徴があるのですが、品種改良したものに実が付くのは非常にまれです。 薬用としては初秋果実が黄色く完熟したものを輪切りにして干したものを使います。 薬用酒にする場合は実に緑が残って黄色に熟する前に収穫します。 成分としてはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、タンニンなどが確認されています。 中国でいう木瓜(もっか)にはボケの他にカリンも含まれています。 主に冷えなどによる下肢の筋無力・膝や腰の運動麻痺、関節痛に他の漢方薬と合わせて使用します。リウマチの治療にも使用することができます。激しい嘔吐あるいは発汗(暑気あたり)によって引き起こされた筋肉痙攣にも使用することができます。 この他、疲労回復にボケ酒を利用するのも良いでしょう。1回20ml、1日2〜3回飲みます。 リウマチに使用する場合、ボケは温めるはたらきがあるため、急性期で患部が赤く腫れて痛む場合にしは使用することはできません。筋肉痙攣の場合も、抗利尿作用があるので、尿の出が悪い場合は使用しない方が良いでしょう。
【ボケ酒の作り方】 |