| いちょう |
|
|
| イチョウ(銀杏)は中国原産といわれ、日本には古くから渡来し、各地の神社、寺院、街路樹などに栽培されています。イチョウは雌雄異種で雌株のみが実(ぎんなん)を付けますが、強い臭いを発するので、街路樹として使われているものは、ほとんどが雄株です。 最近ではドイツで注目され、日本でも血液循環を改善するはたらききがるということで健康食品となっていますが、ヨーロッパ種は既に絶滅し、現在では日本産のものが多く使用されているようです。 イチョウといってイメージするのは黄葉したものだと思いますが、薬用には、夏のまだ色が緑のうちに採集して、日陰干しにしたものを使用します。 イチョウの葉には血清コレステロール値を低下させ、血行を促進するはたらきがあります 。1日5〜9gを紅花やサフランなどといっしょに煎じて服用します。 ギンナン(銀杏)は生薬名を白果(びゃっか)といい、止咳平喘の働きがあり、肺に熱がこもって起きる咳や呼吸困難に1日12gほどを煎じて内服します。特に慢性喘息性気管支炎には、杏仁(あんずのさね)や桑白皮(桑の皮)などと合わせた漢方薬の定喘湯(ていぜんとう)は有名です。 尿道炎などによる排尿困難や便秘・ニキビには煎じてお茶代わりにして飲むと良いでしょう。 ぎんなんを食べ過ぎると不安・吐き気などの悪性反応が起きることがあります 。もしこのような症状が現れたら、直ちに病院で診察を受けてください。 |