きんかん

果実を利用 甘露煮や果実酒に

キンカン(金橘)は中国から古い時代に入ってきて、和歌山、高知、宮崎、鹿児島などの暖地で盛んに栽培されている、ミカン科の植物です。ミカン属とは異なり、実より皮の方が美味い、実が小さい、葉は葉脈がハッキリしない、葉の中にも精油成分が入っている…などの特徴があるところから、キンカン属に分類されています。

果皮にはガラクタン、ペトザンなどの他、一種のフラボノイドが含まれていて、これが有効成分ではないかと考えられています。

咳止め風邪には、熟したキンカン約10個をまるごと刻み、砂糖少量を加えて、水400mlの中に入れて煮ます。沸騰したら火を止めて、温かいうちに煮汁をを服用すると良いでしょう。これにおおばこ(車前草)の全草5gを加えると効果を高めることができます。

この他、疲労回復に 金柑酒を作って飲むのも良いでしょう。1日1回、就寝前に10〜30cc程度、そのままかあるいはお湯で薄めて服用します。漬けたキンカンも食べられますので、捨てずに1日1個ずつ食べてください。

【キンカン酒の作り方】
キンカン500gを水洗いして、切らずにまるごと、グラニュー糖200gとともにホワイトリカー1.8Lに漬け、2ヶ月以上冷暗所に寝かせます。

食品の薬膳的はたらききんかん

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