| にわとこ |
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| にわとこはスイカズラ科の植物で、本州・四国・九州に野生しており、庭木としても栽培されている落葉樹です。樹高は3〜5mで、4〜5月頃、若い枝の先に白い小さな小花を円錐状につけます。果実は小さい球形で、夏には赤く熟します。
昔の接骨医は、にわとこの枝の枝の黒焼きにうどん粉と食酢を加えねったものを患部に厚く塗り、添え木をあてておくという治療をしました。そのため「折れた骨を接ぐ」という意味で、生薬名を接骨木(せっこつぼく)と いいます。 にわとこの古木には、きくらげが発生することがあります。 薬用としては、花と枝葉を使用します。花は4月頃に開花する直前に採集し、陰干しにします。枝葉は7〜8月頃、なるべく細い枝を選んで採集し、短く切って陰干しにします。 有効成分としては利尿作用のある硝酸カリウムやトリテルペンなどが確認されています。 花を接骨木花(せっこつぼくか)といい、発汗・解毒・むくみ・利尿に 、5gを1日量として煎じて服用します。 むくみには 、乾燥して細かく刻んだ接骨木10gを1日量として煎じて服用してもよいでしょう。 打ち身・ねんざ・打撲には、接骨木末と黄柏末を同量まで、水を加えて練ったものを、綿布に5mmぐらいの厚さに塗り、患部に貼ります。熱を吸収して乾燥したら、新しいものと交換します。 骨折した場合には、乾燥した接骨木10gを1日量として、煎じて服用すると回復を早めることができます。 神経痛・リウマチにはにわとこ風呂がお奨めです。乾燥した枝葉を300g木綿袋に入れ、これを鍋に入れて30分位煮出します。これをそのまま風呂に入れると身体が温まってきます。 ヨーロパでは昔からセイヨウニワトコの花を発汗・解熱の目的で使用してきました。 |