りんどう

根を利用

リンドウ(竜胆)は多年草の植物で、日当たりのよい草原や林の縁などのよく見られますが、最近では観賞用に多く栽培されるようになりました。草丈は30〜70cmほどの細い茎に、先のとがった葉を対生し、9〜11月頃に紫色の花をつけます。花の先は5つに裂け、日光を受けて開花し、夜は閉じます。ひげ状の根を持ち、根を 噛むと非常に苦く、熊の胆よりも苦いことから竜の胆のようだ、ということで、中国名を胆(ロンダン)と いい、これが訛ってリンドウと呼ばれるようになったといわれています。

秋、5〜6年たった根を掘り出し、水洗いして、よく晴れた日のもとで、4〜7日かけて黄褐色になるまで干します。

薬理的にはリンドウの根には健胃消炎解熱作用があります。

漢方では竜胆(リュウタン)には、身体の中にこもった熱を取り去るはたらきがあるとしており、口が苦い眼の充血眼痛難聴耳部腫脹陰部の痒みを伴う黄色いおりもの血尿排尿困難イライラなどの症状がある場合に使用されます。 飲み方は1日3〜9gを400mlの水で半分になるまでゆっくり煎じ、3回に分けて温めて服用します。

胃に熱がこもりやすい人で、長期間服用するような場合は、リンドウの根の粉末を0.2g食後に服用する方法もあります。

また薬用酒にする場合は、生の根なら3倍、乾燥ものなら5倍の焼酎に漬けます。3ヶ月くらいで飲めるようになります。

薬理的には健胃作用があるとされているものの、冷やす性質が強いので、胃やお腹が冷えたり、慢性的に便が軟らかいタイプの方は使用することはできません

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