| りんご |
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リンゴ(林檎)は古い時代に、「林檎」の漢名と共に、中国からもたらされたといわれています。中国語の「林檎」は小型の林檎、現代の日本でいうワリンゴを指し、いわゆるリンゴは「苹果」といいます。中国から入ってきたワリンゴは、当初、和名を利宇古宇(りうこう)といい、元禄の頃に利牟古(りむご)、享保の頃に現在のリンゴになったといわれています。
しかし、明治になってコーカサス原産のセイヨウリンゴが入ってくると、果実が小さく、セイヨウリンゴに比べて味も落ちるワリンゴは、東北、北陸、甲信などの一部地域で栽培されるのみとなり、リンゴの名もセイヨウリンゴを含めた総称として使われるようになりました。世界的には、16~17世紀にかけてヨーロッパを中心にセイヨウリンゴの栽培が盛んになり、その後アメリカで新種の発見もあり、アメリカで栽培技術が発展を遂げました。現在では品種が数千、生産量は数千万トンに上り、中国、アメリカ、フランスの順に多いとされています。 リンゴはバラ科の落葉高木で、葉は縁が鋸状の楕円形をしています。4~5月頃、花弁が5枚、雄蘂が約20本の白色の花を開花させますが、蕾の頃はピンク色をしているのが特徴です。秋に、赤色、黄色、緑色などの果実を結びます。 薬用には果実を用いるので、収穫期に採取、購入するとよいでしょう。 リンゴには、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、酢酸、カプロン酸などのアミルエステル、テルペンアルコール、ゲラニオール、ビタミンCなどが含まれます。 消化促進・通便・下痢止めなど消化器を調えるには、そのまま食べたり、ジュースにして飲むとよいでしょう。 薬膳では、りんごには体を冷やすはたらきがあるとされるので、冷えが原因の消化不良や便秘、下痢のある場合は専門家に相談しましょう。 ★食品の薬膳的はたらきりんご |