さんしょう

果皮と種子を利用

サンショウ(山椒)は、山地に自生 したり、栽培されたりしています。枝や葉の付け根にするどいトゲがついていて、太く成長した枝は擂り粉木としてよく利用されています。山椒は雄雌異株で、雄株には実はなりませんので、山椒の実を利用したい場合は、実が付いているのを確認してから買い求める方が良いでしょう。

葉も実も香りがよく、薬味としてもよく利用されています。また、ぬかみそに山椒の果皮や種子を一握り入れるとぬかみその腐敗を防止しすることができますし、同量を布袋に入れて米櫃の中に置くと米に虫がつくのを防ぐことができます。

薬としては主に果実が用いられます。9〜10月頃、赤く成熟した果実を摘み取り果枝を除いた果皮と種子を薬用にします。

山椒は特有の芳香と辛みにより、芳香性健胃薬として、センブリや橙皮(ミカンの皮)などとともに使用します。単味では果実2gを粉末にして服用すると健胃薬になります。

利尿には種子10gを300mlの水で半分になるまで煎じて服用します。

皮膚のかぶれには果皮の煎じ汁を塗るという方法もあります。

但し、山椒は温める働きが強いので、胃や腹部、患部に熱感を伴う場合は使用しないください。

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