| すべりひゆ |
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| スベリヒユはスベ
リヒユ科の植物で、日当たりの良い畑、荒れ地、道ばたなどに、地面を這うように広がって育ちます。茎や葉は肉質、無毛紫赤色で、茎の高さは20cmほど、6〜9月頃、黄色い小さな5弁の花を枝先に付けます。花は日光を受けて咲き、午前中1〜2時間しか開花しません。
スベリヒユの名前の由来は、茎や葉をつぶすと粘液が出てぬるぬるするので、滑りヒユと いわれたことにあるようです。 茎や葉に水分をたくさん含むことから枯れにくく、抜いてもまた根を出して生き延びるほど生命力が強く、畑のきらわれものです。 しかし、ギリシャやキプロスなど夏に雨が少なく、野菜の育ちにくい地域では、サラダの材料として親しまれています。 茎の太い場所以外を摘み取って、水洗いしてそのまま生で食べることもできますが、臭いが気になる場合は、さっと湯通しすると美味しく食べることができます。 お浸しや胡麻和えとしてもどうぞ。 スベリヒユの生薬名中はバシケンといい、生で使うか、あるいはさっと茹でてからから天日で乾燥させてから保存します。 薬用としての一番簡単な利用法は、虫さされによる痒みや痛みを緩和で、生の茎あるいは葉をすりつぶして、虫に刺されたところに塗ることです。但し、この痒みを止める成分は生のコロイド状の中でのみ効果を発揮することができるので、乾燥させたり、アルコール漬けにしてしまうと、このはたらきは無くなってしまいます。 生のスベリヒユには細菌性の下痢を治すはたらきがあります。 漢方ではこの はたらきを清熱解毒(せいねつげどく)と いいます。 この他、腫れ物や皮膚炎で肌が熱もっているような場合、外用薬あるいは内服薬として利用することもできます。 内服にする場合は、生なら60〜120g、乾燥させたものなら15gに適当な量の水を加え30分ほど煎じ、これを1日2〜3回に分けて服用します。外用にする場合は、濃いめに煎じて脱脂綿かガーゼにし足して患部をパッティングするか、患部が広い場合には入浴剤替わりに使うこともできます。 スベリヒユは冷やすはたらきがあるため、食べ過ぎるとお腹を冷やして、下痢をすることもあ ります。最大60g程度を目安にすれば良いでしょう。 ★食品の薬膳的はたらきすべりひゆ |