| すいば |
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| スイバは
、田畑の畦道や地境などに自生するギシギシに似た多年草です。ギシギシは両性花ですが、スイバは雌雄異種で、葉もギシギシに比べて丸くすべすべしているので区別できます。スイバは早春に茎が伸び始め、他の草に先駆けて花を付けます。花弁のない顎片が6個の淡緑色から赤紫がかった褐色の小花で、円錐状にびっしりと付きます。 葉や茎をなめると酸味があるのでスイバと呼ばれ、字は生薬名の酸模(さんも)を当てますが、これは1600〜1700年代に定着したもので、もともとはスイトウグザやスシと呼ばれていたそうです。今でも呼ばれるスカンポも1700年代には既に俗名として挙げられていました。 葉は柔らかいので、茹でて酢みそ和えなどにして頂くことが出来ます。 1979年に三重大学医学部と名古屋市立大学薬学部の共同研究グループが、マウスによる実験で、スイバに含まれる多糖体にサルノコシカケ以上の抗癌作用があることを発表した記録がありますが、現在ではあまり聞きません。 薬用としては根茎を使用します。9〜5月の開花期に、大きな株になったものの地下を掘ると、黄みがかった太い根が現れます。これを掘り出し、水洗いして生のまま用います。 根茎にはスリソファン酸という緩下成分を含みます。そのため微弱な緩下剤として用いることも出来ます。 一般的には外用として用います。たむしなどの寄生性皮膚病に、生の根茎を摺り下ろしたものを塗ります。この時、金属製の下ろし金を使用しないよう注意しましょう。 |