うど

根を利用

ウド(和独活・土当帰)はウコギ科の多年草で、日本原産の野菜です。名前は似ていますが、漢方薬で使うセリ科のドッカツ(独活)やドトウキ(土当帰)とは違うものです。

本来、山野に自生しますが、普段私たちが食卓で頂く白いうどは、温度25度くらいの室で軟化栽培したもので、江戸時代より東京の名産品として有名です。自生しているウドは、春に新鮮なものを採取します。自生品も栽培品も、皮を剥いて酢水に晒して灰汁を抜き、酢の物にしたり、天ぷらにして頂くと、その独特な食感と香りを楽しむことができます。

薬用としてもどちらのウドも利用できます。但し、薬用には、秋に葉や茎が枯れた頃の根を利用します。「ウドの大木」ともいわれるように、大きくなってしまうと食用には適しませんが、薬用としてはウドの大木の根の方が重宝されています。自然保護のためにも根こそぎ掘り出すのではなく、半分は残しておいて来年以降の楽しみも残しておきましょう。まず根を掘り取り、水洗いしてから薄く片状に切ります。始め3〜4日ほど乾くまでは日干しにして、その後は風通しの良いところで陰干しにし、十分に乾燥させてから保存します。

ウドの主な成分としてはジテルペンアルデヒドのほか、アミノ酸・タンニンなどを挙げることができます。

ウドは頭痛めまい歯痛の治療に利用することができます。よく乾燥させた根茎を1日15g、水400ccで半分になるまで弱火で煎じ、これを1日3回に分けて服用します。服用は食前・食後のどちらでも結構です。

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