ういきょう

果実を利用 

ウイキョウ(茴香)はセリ科の植物で、日本には薬用の目的で中国から輸入されたのが始まりですが、現在では香辛料としても栽培されています。

中国では野菜として 、茴香の葉や茎を炒めたり、餃子の餡として利用していますが、日本では専ら果実(種)が利用されています。果実は長さ8mm、幅2mmの長円柱状で、良く熟したものは、表面が麦わらのような黄色ですが、未熟のものは黄緑あるいは緑色をしています。特異な芳香と、やや甘い味がするのが特徴です。

栽培する場合は排水のよい砂質の土地で、風通しが良く、日当たりが良い場所に4月上旬に種を蒔きます。約2週間すると発芽します。

若い芽の内は適当に間引いて炒め物などに利用すると良いでしょう。種を採集するには株間60cmくらいにすると良く育ちます。果実の採集は完熟する少し前で、まだ緑の部分がいくらかあるうちに果穂ごと採集します。2〜3日日干しにしてから保存して下さい。

芳香成分は精油で、アネトール、エストラゴール、ピネン、アニスアルデヒドなどが確認されています。

ウイキョウには健胃鎮痛などの はたらきがあります。胃腸の動きが悪く消化不良をおこしたり、お腹が脹って痛むような場合には、ウイキョウの粉末として、これを1日0.5〜2gを数回に分けて服用します。

ウイキョウの粉を肉料理のスパイスとして使えば消化を助けます。

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