| うらじろ |
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| ウラジロはワラビ科の植物で、関東以西の各地暖地に普通に自生するシダ植物です。シダというと、一般シダ植物の総称名になっていますが、本来はウラジロを示す言葉だったようです。その後、この植物の葉の表は緑色であるものの、裏が白いところから裏白と呼ばれるようになったようです。
ウラジロの葉の伸び方は独特で、葉柄は光沢があり、針金のように細く、その葉柄の頂点から左右に2分して葉片がつき、その分岐点の頂点に芽があります。翌年にはこの芽から更に成長するので、大きなものでは3mになるものもあります。 ウラジロは正月飾りに広く用いられていることで、良く知られています。正月飾りの多くは縁起をかついだもので、ウラジロもその一つです。長崎の方言ではウラジロのことをモロムキと いい、モロムキには向かい合うという意味があります。ウラジロの葉が互いに向かい合っているところを夫婦仲むつまじく向かい合っているところにたとえたもの、あるいは、風が吹くとあちこち向きを変えるが元は離れない、辛いことがあっても夫婦は離れないということから来ているとも言われています。 薬用としては地上部の葉と茎を使用します。冬に採集して、適当な大きさに刻んで日干しにして保存します。 ウラジロの葉はタンニン様成分を含みますが、詳しいことは分かっていません。 民間薬として尿の出の悪い時に、利尿の目的で使用します。1回4〜8gを、水300mlで1/2になるまで煎じたものを飲みます。 |