陰在内陽之守也:陰内に在り陽これを守るなり

ここでいう陰とは陰血つまり体液や血液を、陽とは陽気つまりエネルギーや熱エネルギーを指します。

陰血は体内をゆっくりと循環するか、一定の場所に留まるかして心身を滋養しています。これに対し、陽気は素早く活発に運動することで、代謝や血行の促進、体温の維持や調節、発汗の調節、抵抗力や免疫の強化を行っています。

静かにゆっくり滋養する陰血は陽気の亢進を抑え、活動的な陽気は陰血を押し流して循環を促進しています。陰陽の均衡が保たれることで生理活動は正常に営まれ、心身は健康を保つことができます。

陰血の不足は陽気の亢進を引き起こし、代謝の異常亢進や精神の異常興奮が現れます。脱水症状で観られる痙攣や月経中のイライラはこのためです。代謝を上げるために唐辛子やにんにくだけを食べても、潤いを保持するためにコラーゲン豊富なものだけを食べても、心身は健康にはなりませんd(^^;)